もし筋肉を最大につけたいのならフルレンジでトレーニングをするべきという定説があります。
フルレンジとは、エキセントリック(ネガティブ)と、コンセントリック(ポジティブ)の動作で、トレーニング部分を最大収縮と最大伸長をすることです。伸張性収縮時、筋線維は2倍もの力を発揮できるとも言われています。
それではどのトレーニングにも、フルレンジで行えばいいのでしょうか?
それは個人の身体の仕上がり具合によります。また、フルレンジモーションをする為に、フォームを崩し故障の可能性を高めることも注意点です。人によっては、フルでなく中間のレンジでしたほうがいい場合もあります。
その理由として、2グループによって行われたトレーニングの例をご紹介します。
2つのグループとは、腕が長いグループと、腕が短いグループです。
ベンチプレスでの結果
両グループはバーベルは胸の部分まで下げるベンチプレスで実験をしました。
結果として、腕が短いグループは長いグループよりも運動量が少ないことがわかりました。
条件が同じトレーニングのはずですが1つ違いがあり、それは腕が長いとバーと身体の距離が出来、距離の分だけ運動量が違います。
しかし、腕が長い人は、胸にバーベルを降ろす際、肩の筋肉が伸長して故障の原因にもなりかねないので、クッションパッドをつけると良いでしょう。
デッドリフトでの結果
両グループは地面にあるバーベルを持ち上げる動きをしました。
ここで先ほどの腕の長さが関係しており、結果として腕の長いグループの運動量が少ないことがわかりました。
なぜなら腕の長い人は比較して、バーベルを扱う際に遠く前かがみにならなくても良いからです。
腕の短い人は、背中を丸めずデッドリフトをするのは難しいでしょうが、背中を故障する可能性があります。
ですので、バーベルをブロックやストッパーである程度の高さを出してから行うほうが良いでしょう。
まとめとして
必ずしもフルレンジで動作をしなくても良く、フルレンジよりも少し最大に伸長する一歩手前の動作は、筋疲労を促し筋肉に刺激します。
故障を避けるのが最優先で、フルレンジモーションはトレーニングごとに変え、一番効く動作で行うことがベストです!
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