「オキシポロン」は商品名で、「オキシメトロン」は成分名です。
筆者も使用した「オキシポロン」は経口状のアナボリックステロイドとして、最も効果の高い筋肉増強効果があります。
元は貧血障害、貧血障害や骨粗しょう症、HIVによる体重減少に悩む患者のために開発された医薬品です。
患者にも使用できる安全性が確認された後の結果から、オキシメトロンを服用することで、比較的短期間で筋肉を増強できることが報告がされるようになりボディービルダーの間で人気が出るようになりました。
元は医薬品で安全なものとされていますが、筋肉増強効果が高い反面、キチンとケアをしないと副作用も高いと言われています。
オキシメトロンの効果「3ヶ月で4kgの筋量増加」!!
2003年、南カリフォルニア大学がオキシメトロンの効果を調査した結果を発表しました。
その研究では合計31名の65歳〜80歳の高齢者を対象にした12週間のオキシメトロンの投与がなされました。
その中で3つのグループに分けられ、筋肉トレーニングをせず実験が行われました。
・プラセボ(偽薬)のグループ
・オキシメトロン50mgの投与のグループ
・オキシメトロン100㎎投与グループ
上グラフは12週間の実験の結果で体重の変化を表したものです。
・黒がプラセボ(偽薬)グループ
・白が50㎎投与グループ
・グレーが100㎎投与グループ
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ブラセボ(偽薬)グループ
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50㎎投与グループ
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100㎎投与グループ
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体重
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-0.2kg
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+0.9kg
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+1.5kg
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徐脂肪体重
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±0㎏
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+3.3㎏
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+4.2㎏
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脂肪量
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±0㎏
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-2.6㎏
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-2.5㎏
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それをさらにわかりやすく表にしたもので
Total LBM(Lean Body Mass)は徐脂肪体重(脂肪を抜いた体重のこと)という意味で、純粋にどれほどの筋肉がついたのかを見ることができるものです。
その結果から
・50mg投与グループ→
3.3kgの筋肉量増加
・100mg投与グループ→
4.2kgの筋肉量増加
という結果づけをされました。
一般的に、ハードなトレーニングを行っているトレーニーが、3ヶ月間ハードなトレーニングをしても、つけられる筋肉は約0.5kg前後にも満たないのです。
その約8倍の筋増加をトレーニングなしで高齢者が達成しているのです。
それを、普段からハードなトレーニングを行っているトレーニーが使用するとどうなるかは想像の通りでしょう。
オキシメトロンは筋肉増強だけでなく脂肪燃焼効果もある!
オキシメトロンはそれ自体にも脂肪燃焼効果もあるのですが、そもそも筋肉がつくと代謝が上がり脂肪が燃えやすくなりますのでダブルで脂肪燃焼効果があるというわけです。
上グラフからプラセボグループ(左)は体重が増加してしまっており、50mgグループ、100mgグループは体脂肪が大きく減少しています。
「筋肉を増やしつつ脂肪を減らす」ということは通常「バルク期」と、「減量期」の2つで行われ年単位で体の変化を行わなくてはいけませんが、オキシメトロンを使用することによりそれが同時に可能となります。
オキシメトロンの筋力増強効果
この表では3つのトレーニング種目でどれほどの変化があったのかを表すもので、下グラフでわかりやすくまとめられています。
この結果から以下の結果が導かれました。
・チェストプレス(大胸筋) → 50mgが8.2kg、100mgが13.9kg UP!
・ラットプルダウン(広背筋) → 50mg群が8.8kg、100mg群が18.4kg UP!
・レッグプレス(脚全体) → 50mgが5.6kg、100mgが12.0kg UP!
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ブラセボ(偽薬)グループ
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50㎎投与グループ
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100㎎投与グループ
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チェストプレス
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-0.8kg
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+8.2kg
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+13.8kg
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ラットプルダウン
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-0.6kg
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+8.8kg
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+18.4kg
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レッグプレス
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+3.9kg
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+5.6kg
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+12.0kg
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このことよりオキシメトロンを摂るのと摂らないとで格段の差がでてくることがわかります!
オキシメトロンの副作用
オキシメトロンはもともとはHIV患者や血液透析の患者に使用されている医薬品であり、血液透析の患者に24週間も連続投与できるほど、安全なアナボリックステロイドです。
高齢者を対象にした上記の実験でも誰一人として大きな副作用を出さず、実験を終了することができています。
しかし、それはきちんと副作用を出さない為のケアをしているからです。
では、一般的にどのような副作用があるか見ていきましょう。
副作用①
肝臓への負担
アナボリックステロイド服用中に一番に気をつけなくてはいけないのはこの「肝機能の低下」です。
アナボリックステロイドは、肝臓で分解されづらい成分なので、なんとか分解しようと負担になってしまうからです。
肝臓は何か障害があっても症状がわかりづらく「無言の臓器」と言われています。
しかしそもそも肝臓の回復力は非常に高いので、神経質にならずともケア剤をきちんととれば心配することはありません。
アナボリックステロイドをいつも使用していたボディビルダーが、3ヶ月服用をやめれば、肝臓は完全に回復することも研究により示されているほどです。
それに対して使うケア剤は「シリマリン」です!
シリマリンは、肝臓の機能を回復、改善を促すケア剤です。
筆者はステロイドサイクル中・後も肝臓保護したいのでまとめて3本程購入しました!
どのように肝臓への負担を知るのか?
また個人的な副作用の感じ方の基準ですが、筆者の場合は「以前と比べてどれくらい飲酒をしても酔わないか」です。
もともと筆者は酒には強い方なのですが、アナボリックステロイドは肝機能に負担がかかるので飲酒をすると普段よりも酔いやすいのです。
普段と比較して肝臓の状態をチェックするのも一つの方法です。
もちろん肝臓の機能の負担を減らしたり、アルコールによるコルチゾールとよばれるカタボリック作用を引き起こすことを防ぐためにも、アナボリックステロイドサイクル中は飲酒を控えた方が良いでしょう。
副作用②
男性ホルモンの生成機能低下
このことによって起こる望ましくない2つの副作用があり
① 睾丸がテストステロンを生成する能力が低下し、睾丸萎縮を起こしてしまう
② サイクル後、男性ホルモン値が低下してしまうことにより、カタボリック(筋肉萎縮)を引き起こしてしまう
ということになってしまう原因にもなりかねません。
これは外部からアナボリックステロイドとして男性ホルモンを供給するので、自力で男性ホルモンを作らなくても良い、と判断しその結果アナボリックステロイドサイクル後に、男性ホルモンを生成する機能が低下してしまうからです。
アナボリックステロイドでせっかくつけた筋肉がケア剤を使わないことにより失いかねないことは、とてももったいないことです。
それに対処するケア剤は「クロミッド」です。
クロミッドは低下してしまった男性ホルモンを体内生成する機能をブーストしてくれます。
用法のサイクルは、1日50mgを4週間摂取します。
※1錠50mg、1箱10錠なので4箱購入しました!(計算すると4箱必要)
副作用③
脱毛症の可能性
他アナボリックステロイドにも見られる脱毛症の可能性ですが、ケア剤はオキシメトロンには適応されません。
ですので自覚症状で抜け毛に気づいた場合は一旦服用を中止し様子を見ましょう。
また抜け毛の心配をせずアナボリックステロイドを使用したい際は「メダナボル」を使用しましょう!
それ以外でも脱毛をケアしたい場合はコチラ。
オキシメトロンの飲み方&サイクルサンプル例
期間は最長で12週間までとし、肝臓への負担の様子を見て調整しましょう。
通常服用量として50mgを。副作用を感じず早く筋肉を付けたい方は100mgを目安に摂取しましょう。
また、この表の摂取量を1日2回(朝夕)に分けて半分ずつ飲みましょう。
なぜなら半減期といいアナボリックステロイドの効果が半分になる状態になるのを防ぎ、体内テストステロン値を高いままに保つ為です。
下記は 8週間を目安とした期間での使用プランで、この場合オキシポロンが2本必要となります。
表のようにピラミッド型で飲むと、ホルモンクラッシュを抑えられる率が高くなります。
【標準的な8週間サイクルプラン】
1週目
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25mg
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2週目
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50mg
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3週目 |
50mg
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4週目
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50〜100mg
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5週目
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100mg
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6週目
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50mg
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7週目
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50mg
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8週目
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25mg
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下記のサンプルは筆者が実際に試したサイクルです。
筆者の場合はお試し使用してみたかったので、1本を使い切るようにしました。
【筆者の5週間のお試しサイクル】
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朝
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夕
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1週間目
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25mg
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25mg
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2〜4週間目
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50mg
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50mg
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5週目(自分にとっての最終週)
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25mg
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25mg
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▶関連記事◀
③ アナボリックステロイド完全安全ガイド 〜 ブログ運営が1ヶ月だけ使ってみた 初心者体験談・レビュー日記 BEFORE&AFTER 〜使い方、サイクル、効果、副作用の対処法
さいごに
筆者も試した「オキシポロン」は特に副作用を感じることもなく大きな変化をつけることができました。
またサイクル後は体が小さくなるのではと心配しておりましたが、筋肉はちゃんと時間が経っても定着しており、とても満足するものでした。
初心者だからこそ体が変化することが目に見えてわかった方がモチベーションにつながると思います。
ケア剤をキチンと使用し、是非健康的に筋肉質になっていただきたいと思っております!😁👍
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