筋肉をつけたり、体重を増やすためには2−3時間おきに食事をすることが一番良い方法だという考えがあります。
しかし、そうすることによって筋肥大率が減少するといったことも言われています。
食事の間隔を開け、体内アミノ酸値が下がるほうが、頻繁に食事を摂るよりも、より筋合成に大きな影響があります。
それらの短期間の実験は、筋肥大というよりも筋合成に影響があるという報告があります。
しかし、それはその短期間で行われて出た結果を、長い目でみて効果があるということには繋がりません。
他の実験では、一年以上トレーニング経験がある男女を2つのグループで、一日六食のグループと、一日三食のグループに分けられました。
両グループは、週4回の同じトレーニング内容で、ト12週間続けトレーニングをしました。
意外かもしれないが、一日3食のグループのほうがより筋肉をつけた結果となりました。
しかしこの実験の疑問点は、この結果は学会では発表されたものの、1つ目に正式に記事としては世にでなかったことによる信ぴょう性や、2つ目にカロリー摂取量は被験者任せで正確ではないことです。
また筋肉がつけると結果が出た一方、1日3食グループは体脂肪率も同じく上がりました。これはこのグループが多くカロリーを摂っていたことが原因です。
また中には、1日一食ので1回につき多く食べる、原始人スタイルの食事を推奨する人達もいるほどです。
それでは筋肉を付けるためには何食摂るべきか?
体重を増やすためには20代では一日5000カロリー程がいいでしょう。このカロリーを3食にわけると1食につき約1500カロリーという計算になります。しかしこの量を3つの食事に収め続けるのは、気分が悪くなるでしょう。
なので、この5000カロリーを6食にわけるとそれぞれの食事の負担が少なくなり継続しやすいということになります。
ですので、体重を増やすためにカロリーを多く摂りたい、という人には6食にすることをおすすめします。